ベルギーのクラシックレース、2015年リエージュ~バストーニュ~リエージュが4月26日に開催。大会通算3勝目を挙げたスペインのアレハンドロ・バルベルデは、「自転車の歴史の仲間入りをしたようだ」と心境を語った。
2006年、2008年に続く3度目の勝利をつかんだバルベルデが、レースを振り返った。
「過去数年間、僕は力と自信を増してきた。落ち着き、自身を持てば、楽になるんだ。勝利はそのおかげだとも思うよ。(ゴール前での)モレノ(カチューシャ)のアタックは手ごわかった。高速で長いレースの後で、反応するのは難しかった。でも、彼も苦しむだろうと思ったんだ」
「みんな、優勝候補の僕が追いかけると予想していた。僕はエネルギーを温存したかったけど、追いかけなくてはいけなかった。なんとか彼を捕まえて、ゴールスプリントの力も残したんだ」
「3勝すべてが偉大だった。リエージュを勝つのは、途方もないことなんだ。でも、今日の勝利はこの1週間を考えると、さらに格別だね。アムステルで2位、フレッシュとリエージュで1位だからね。その意味は大きいよ。自転車のモニュメントなんだ。ここで3回勝つのは、自転車の歴史の仲間入りをしたような感じだよ」
「(2006年との)大きな変化は、新世代の選手の登場だ。2006年はクネゴ、ベッティーニ、アンディ・シュレクのような選手と戦っていた。今はアラフィリップのような新世代がいる。彼はとても強そうだし、約束された将来がある。ホアキン・ロドリゲスのような選手はまだいるけどね」
《》
page top