イタリアの2015年ジロ・デル・トレンティーノ、4月24日の最終第4ステージはマレ~クレス間の161.5km。イタリアのパオロ・ティラロンゴ(アスタナ)が、逃げ切り勝利を挙げた。
レース半ばに7人の逃げが形成され、中盤の2つの峠を越えた後にここからファビオ・デュアルテ(チームコロンビア)がアタック。ダビド・アローヨ(カハルラル)とティラロンゴが追走し、合流する。
最後はこの3人でのスプリント争いとなり、ティラロンゴがステージ優勝を飾った。2位はアローヨ、3位にはデュアルテが入った。
この勝利はドーピング関与問題に揺れるアスタナが、ワールドツアーライセンス継続を条件付きで認められた翌日に訪れた勝利だった。
ティラロンゴは「アスタナ全員にとって、重要な勝利だった。過去数週間、数カ月のあらゆる出来事にもかかわらず、僕たちはずっと落ち着き、集中していた。これからは、ジロに向けて完全に集中する時期だ。ファビオ・アールがすぐに回復し、好調になることを願っているよ」と喜び、体調を崩しているエースのアールの復帰を願った。
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