4月20日にプロ野球各球団は一軍登録選手の抹消、新たな選手登録の公示を行った。パ・リーグは登録、抹消ともになし。セ・リーグは巨人のフレデリク・セペダ外野手、阪神の石崎剛投手、DeNAの三嶋一輝投手、ヤクルトの杉浦稔大投手が抹消された。
セペダは昨シーズン、キューバリーグのスーパースターとして鳴り物入りで巨人に入団、打線の中軸を担う打者として注目されたが思うような成績は残せなかった。今シーズンは春期キャンプ前に参加したカリビアン・シリーズで、MVPを獲得する活躍見せ勝負の2年目に期待されたが、開幕から18打数ノーヒットで快音なく2軍行きを命じられた。
今回の公示にファンの反応は、「セペダとうとう抹消か」「出塁率だけならセペダのほうがマートンより良いんだよな」「セペダ、Hないまま落ちちゃったね。Hないから落ちたのか」「DHある交流戦ならワンチャンあるかも」「セペダついに抹消されたか、そらそーだよな」など、フォアボールを選んで出塁はするが、ヒットがないのでは2軍行きも仕方ないといった声が多い。
国を代表してNPBに乗り込んできたセペダ。このままでは帰れないと強く思っているだろう。活躍のきっかけをつかめるか。
《岩藤健》
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