新城幸也がベルギーのフレッシュ・ブラバンソンヌで12位 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

新城幸也がベルギーのフレッシュ・ブラバンソンヌで12位

スポーツ 短信
フレッシュ・ブラバンソンヌの勝負どころに向けてトマ・ボクレールとともにレースを展開する新城
  • フレッシュ・ブラバンソンヌの勝負どころに向けてトマ・ボクレールとともにレースを展開する新城
  • フレッシュ・ブラバンソンヌのプレゼンテーションに登場した新城
  • フレッシュ・ブラバンソンヌには新城のほかにトレックファクトリーの別府史之も出場
  • フレッシュ・ブラバンソンヌのゴールは悔しそうな表情の新城
ヨーロッパカーの新城幸也がベルギーのブリュッセル近郊で4月15日に開催されたフレッシュ・ブラバンソンヌで12位になった。

全長205kmのコースには26カ所の丘超えが設けられ、選手たちにとっては休みどころのない起伏の激しいコース。さらに4月のベルギーとは思えないほど気温が上昇し、急な暑さで体力を奪われる選手も少なくないというサバイバルなレースとなった。

ヨーロッパカーの戦略はブライアン・コカと新城が最後のスプリント勝負に残ること。前半は無駄な体力を使わぬよう、足を温存して走るという指示だった。レースは前半80kmにもおよぶアタック合戦の結果、2選手がエスケープに成功。集団はこのとき沈静化し、終盤の短い坂が連続する周回コースに入るまでは逃げる2選手とのタイム差は3分ほどでレースが進んだ。

新城も前年の出場経験を活かし、前方をキープしながらも周回に入るまでは様子を
見ながら温存。周回コースに入り、有力選手を擁するチームが一斉にペースを上げて一気に逃げていた2選手をとらえると、集団は活性化。再びアタック合戦が始まり、選手はみるみるふるいにかけられていった。

新城はかなり人数が絞られた集団にとどまり、一度アタックを試みたがすぐに吸収され、その直後アタックしたベン・ヘルマンス(BMC)が独走優勝。新城はセカンドグループのゴールスプリントで12位になった。

「今日は調子よく走れた。 ここに来るまでのレーススケジュールもバッチリで、しっかり回復してレース走ることができた。 最後を任されたからには結果を残したかったが12位という順位には残念。 しかし、レース内容には満足している」と新城。

「残り1周で追走して力を使ったのに関わらず 、最後のスプリントまでできたのは
コンディションが昨年よりもいいと再確認できた。明日のドナンはコカのスプリントのアシストになるだろう。フレッシュワロンヌ、リエージュ~バストーニュ~リエージュと続くのでピエール・ローランのアシストとしても頑張りたい」
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