---:チームで目指しているタイトルはありますか?
阿部:世界一ですね、はい。
---:世界一。今、ポジション的にどれぐらいの位置にいらっしゃるんですかね?
阿部:今回は2番だったんですよ。
---:近いとこにいるわけなんですね?
阿部:そうですね。もうちょっとだったんですけど。
---:何が違ったんですかね?
阿部:外国チームの本番の強さっていうか。ここ一番っていうとこは、やっぱり強いなって思いますね。
---:荒れくれたところでも、安定してたと。
阿部:切り替えがやっぱり上手だと思います、すごく。
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---:今、阿部さんの生活はラフティング一色ですか?
阿部:そうですね。今、はい。これが一番軸になってます。
---:会社としても、それはうまく折り合いがつく感じなんですか?
阿部:そうですね。自分はもともとラフティングの仕事もしてるので、折り合いはつけやすいんですけど。他の病院で働いてるメンバーとかも、すごく理解があって。世界大会、3週間くらい遠征したんですけど、そういうのも全然休ませてもらえるし。
---:じゃあ、今のところどうなんですかね? そんなに練習量が不足、もうちょっと増やしたいとかそういう感じでもないんですかね?
阿部:いや。増やせるんだったら、増やしたいですね。仕事をしてるので、どうしても仕事前の早朝練習になるんですけど、やっぱり早朝だとね、体も動きにくかったりとかっていうのもあるので、ケガはしやすかったりとか。日中にやりたいなとか思いますけどね。
---:競技ならではの魅力、どこに感じますか? 趣味でも面白いと思いますが、競り合う世界に飛び込んだのは何がモチベーションになったのでしょう?
阿部:やっぱり、やってるうちにうまくなりたいってすごく思うようになるし、勝ちたいって思うようになるし。勝ったときのこの感じを1回味わってしまうと、何か病みつきになりますよね。もう1回あの感覚を味わいたい、みたいな。
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