4月10日に甲子園で予定されていた阪神と広島の対戦は雨天中止となり、不振の両チームにとっては冷静に反省点を見直すなどクールダウンする絶好の機会となった。
開幕から調子の上がらない両チーム。阪神にいたっては5連敗中と序盤戦ながらも嫌なムードが漂い始めている。また、開幕前は優勝候補と目されながらも大不振に陥っている広島。両チームにとって恵みの雨となるのだろうか。先発予定だった阪神のメッセンジャー投手はスライド登板が決定。この日は室内練習場でキャッチボールをするなど軽めの調整で終えた。
試合中止を受けて、「阪神にとっても広島にとっても良かったんじゃないの」「阪神はメッセンジャー、藤浪で連勝したいところだな」「阪神は打線が深刻だ。入れ替えたらどうなんだろう」など、ファンの声が寄せられていた。
阪神の和田豊監督も、5連敗中のチーム状況を踏まえて雨によるリセットを強調。今後の巻き返しに向けた準備に余念がなかった。
《浜田哲男》
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