自転車道の距離はそれぞれ40km、34km、35kmということで、経験者なら往復しても物足りないかもしれません。でも初心者は…。まあ無理をしないで途中で引き返せばいいでしょう。起点と終点のいずれかあるいは両方が営業中の駅に近く、アクセスに優れているのは軌道跡ならでは。そして勾配が緩いのも、やはり軌道跡を利用した自転車道ならではの特徴です。

休憩所として利用される苦木駅の駅舎(片鉄ロマン街道)
それから軌道跡との関連はありませんが、今挙げた3つの自転車道にはレンタサイクルの用意もあります。遺産巡りがメインなら、こちらを利用するといいかもしれませんね。
なお鉄道遺産というと廃線にあるものと思いがちですが、営業中の路線でも駅の構内や線路沿いに見つけることができます。次回のコラムではこちらを紹介しましょう。