【澤田裕のさいくるくるりん】自転車で、鉄道遺産を巡る…奥多摩にも春の訪れ 2ページ目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【澤田裕のさいくるくるりん】自転車で、鉄道遺産を巡る…奥多摩にも春の訪れ

オピニオン コラム
片上から和気に向かう途中にある峠清水トンネル(片鉄ロマン街道)
  • 片上から和気に向かう途中にある峠清水トンネル(片鉄ロマン街道)
  • 天に向かってすらりと伸びた橋脚(水根貨物線)
  • 民家の背後にも鉄道の橋脚が(水根貨物線)
  • 生い茂る草に覆われたレール(水根貨物線)
  • 樺穂駅のホーム跡。桜の季節には花見が楽しめる(つくばりんりんロード)
  • 軌道の勾配を示した勾配標。10m進んで28.6cm上ることを示している(片鉄ロマン街道)
  • 休憩所として利用される苦木駅の駅舎(片鉄ロマン街道)
  • 吉ヶ原駅に動態保存されている片上鉄道の車両(片鉄ロマン街道)

自転車道の距離はそれぞれ40km、34km、35kmということで、経験者なら往復しても物足りないかもしれません。でも初心者は…。まあ無理をしないで途中で引き返せばいいでしょう。起点と終点のいずれかあるいは両方が営業中の駅に近く、アクセスに優れているのは軌道跡ならでは。そして勾配が緩いのも、やはり軌道跡を利用した自転車道ならではの特徴です。



休憩所として利用される苦木駅の駅舎(片鉄ロマン街道)


それから軌道跡との関連はありませんが、今挙げた3つの自転車道にはレンタサイクルの用意もあります。遺産巡りがメインなら、こちらを利用するといいかもしれませんね。

なお鉄道遺産というと廃線にあるものと思いがちですが、営業中の路線でも駅の構内や線路沿いに見つけることができます。次回のコラムではこちらを紹介しましょう。
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