ティンコフ・サクソのチームオーナーであるロシア人実業家オレグ・ティンコフ氏が、チームを通じて自転車界の改革の必要性を訴えた。
先日チームとの契約が解除となったビャルネ・リース前監督について「リースの時代は終わった。スター監督は必要ない」と話している。
「自転車界は変わらないといけない。さもなければ、死ぬか、今後10年間もチームが生まれたり消えたりしながら、スキャンダルからスキャンダルへとよろめき進むことになる」とティンコフ氏は危機感を募らせてる。
ティンコフ氏は、自転車チームは運営資金の99%をスポンサーに頼っており、収入が少ない割りに、支出が多く、持続不可能な状況で、他のプロスポーツでは考えられない状態だと主張。これがドーピングやスキャンダルの原因と分析している。
「自転車はサッカーについで観客に人気のあるスポーツだが、同時に最も貧しいスポーツなのが矛盾なのだ」
【ティンコフ氏が自転車界に警告 続く】
《》
page top