イタリアのステージレース、コッピ・エ・バルタリが3月26~29日に開催。最終日の第4ステージを制した南アフリカのルイス・メインチェス(MTNクベカ)が、逆転で総合優勝を飾った。
イタリアの往年の名選手、ファウスト・コッピとジーノ・バルタリの名前を冠したこのレース。3月26日の第1aステージは、99.5km。イタリアのマヌエル・ベレッティ(サウスイースト)がゴールスプリントを制して優勝した。
同日行われた第1bステージは、13.3kmのチームタイムトライアル。ポーランドのCCCスプランディ・ポルコビッツェが優勝し、同チームのダビデ・レベリンが総合首位に立った。
3月27日の第2ステージは、156.2km。イギリスのベン・スウィフト(スカイ)が独走勝利を挙げ、総合首位に浮上した。3月28日の第3ステージは、173km。イタリアのフランチェスコ・キッキ(アンドローニ・ジョカトーリ)が、ゴールスプリントで優勝している。
3月29日の第4ステージは約10km短縮され、141kmの頂上ゴールの争いに。メインチェスがラスト22kmで独走して、ステージ優勝を獲得。1分12秒差の4位に入ったスウィフトからわずか2秒差でリーダージャージを奪って、総合優勝も手に入れた。
メインチェスは「この勝利の持つ意味は大きい。ヨーロッパでの僕の初勝利だし、サポートしてくれたチーム全員に感謝したい。誇りに思う。この勝利がアフリカで多くの子どもたちを自転車に乗せようという僕たちとクベカの運動に役立つことも願っているよ」と喜んでいた。
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