スペインの2015年カタルーニャ一周、3月29日の最終第7ステージ、スペインのアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)はステージ3勝目と総合2位の好成績でレースを終えた。
16秒差の総合4位だったバルベルデは、途中の中間スプリントでボーナスタイム2秒を獲得、さらに最後のステージ優勝で10秒加え、この日だけで12秒縮めた。しかし、総合リーダーのリッチー・ポート(スカイ)にはわずかに届かず、4秒差の総合2位でレースを終えた。
「総合優勝を獲りたかったし、そのために1日中戦った。難しいのはわかってたけどね。僕は最後の上りの一番厳しいところでアタックした。でも、平坦区間に戻ったら向かい風が強くて、単独でゴールするのはほぼ不可能だった。ライバルがお見合いするのに賭けてていたけど、(ドメニコ)ポッツォビーボ(AG2Rラモンディアル)が力強く反応したので、やめたんだ」
「最後はスプリントを待った。(チームメイトの)ホセホアキン(ロハス)のアシストがカギだったね。厳しいレースだった。レースのペースも、気持ち的にはパブロ(ラストラス)のクラッシュもね。ステージ3勝と総合2位だから、これ以上は望めない。第3ステージで落車しなかったら、総合優勝できたかもしれないけど、自分が手に入れたものには満足だ」
「フランドルを走るかどうかはまだ考えている。あまり知らないコースだからね。もし走らないなら、スペインで3レース走って、アムステル、フレッシュ・ワロンヌ、リエージュに向かうよ」
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