【プロ野球】西武メヒアの一打で開幕戦に勝利…中島にはブーイングも | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プロ野球】西武メヒアの一打で開幕戦に勝利…中島にはブーイングも

スポーツ 短信
野球 イメージ(c)Getty Images
  • 野球 イメージ(c)Getty Images
3月27日に行われたプロ野球パ・リーグ開幕戦、西武ライオンズ対オリックス・バファローズの試合は、六回にエルネスト・メヒアのタイムリーで1点を先制した西武が、そのまま逃げ切り本拠地での開幕戦を制した。

試合開始前から異様な雰囲気が漂っていた。原因は今年メジャーから復帰しオリックスに入団した、中島裕之の存在だ。中島が最初の打席で凡退すると、西武ファンのいるレフトスタンドからは一際大きな歓声が聞かれ、打席に入る際はブーイング混じりの声が飛んだ。

どよめく球場の雰囲気に「西武もこんなことする球団だったのか」「中島はブーイング浴びて当然だろう」「涌井といい中島といい、西武ファンはすぐにブーイングするな」など、ファンのほうが困惑している様子だった。

開幕に向けオープン戦後半から調子を上げてきた中島は、球場の雰囲気に飲まれることなく、六回の第3打席レフトへのツーベースヒットで出塁した。

試合は岸孝之の故障で開幕投手に指名された牧田和久が、気合いのピッチング見せオリックス打線を7回5安打無失点に抑える。打線は六回裏2アウト一塁、三塁のチャンスにメヒアがライトへヒット。三塁ランナーが生還し1点を先制した。

オフに10キロ近く太り再来日したメヒア。日本の寒さは苦手でまだ本調子ではないとも言うが、身体もだいぶ絞れ動けるようになってきた。ファンも「メヒアは今年も打ちまくりそう」「デブって帰ってきて散々な言われようだったけど、唯一のタイムリーで大活躍じゃないか」と、今年も去年のような活躍をと期待する。

虎の子の1点を守り抜いた西武が、開幕戦をものにした。
《岩藤健》

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