巨人は3月27日、東京ドームでDeNAベイスターズ相手に開幕戦を行い、3-2で勝利した。2年連続開幕投手を務めた菅野智之投手の好投が光った。
菅野はオープン戦好調のDeNAを四回までパーフェクトに抑えるピッチング。その間に打線も3点を奪い3-0でリードしていた。五回に筒香嘉智外野手の、ライトスタンド中段に突き刺さるホームランが飛び出し1点は失ったものの、それ以外は得点圏にランナーを背負っても点は与えなかった。
粘り強い投球で期待に応えた菅野にファンは「調子悪くてもさすが菅野！」「ピンチでギアを一段階上げる所はまさにエースの働き」「デッドボールが当たった時はどうなるかと思いました」など、二回に死球を受けながらエースとして投げ抜いた菅野を評価した。
しかし安打の数では巨人4本に対して、DeNAが9本。2度の満塁を活かせなかった相手の拙攻に助けられた面もあり「しかし相手に倍打たれて良く勝てたなぁ…」と、内容に不安を感じるファンもいた。
亀井善行の12球団最速ホームランもあった巨人。だがオープン戦から課題に挙げられている貧打、打線の元気がない点は今のところ改善されていないようだ。
《岩藤健》
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