巨人は3月12日、内海哲也投手が左前腕部に炎症が見られるため、2軍で調整することになったと発表した。開幕投手を目指していた内海だが、ローテーション入りも難しくなった。
内海は4日のオープン戦で日本ハムとの試合に登板。3回1安打無失点と好投し、開幕ローテ入りをアピールしていた。しかし翌日の練習からはノースロー日を設けるなど、スローペース調整が続き11日のソフトバンク戦も登板回避。状態が心配されていた。
左のエースとして長く巨人を支えてきた内海。大黒柱を欠いての開幕には「内海開幕アウトはキツイ」「大丈夫かな開幕前に心配だなあ」「内海が二軍で菅野の調子も上がってこないとなると地味に巨人やばいのでは」「こういうときに、若手が育ってないと困るのよね」「菅野もダメ、内海もダメってなったら誰が開幕投手務めるんだ」など、ファンの間にも動揺が広がる。
最近の巨人は負傷離脱が多く11日の試合では、大田泰示外野手も左太ももの違和感を訴え、途中で交代した。ベストメンバーが組めない巨人。開幕から早くも総力戦の様相を呈してきた。
《岩藤健》
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