カザフスタンとイタリアの両自転車競技連盟は、カザフスタン国内の自転車競技発展のため協力関係を結ぶことで合意したことを3月26日に発表した。
カザフスタンのUCIワールドチーム、アスタナにはビンチェンツォ・ニーバリをはじめ、イタリア人の選手やスタッフが多数在籍しており、そのことが今回の提携の背景にある。
カザフスタン自転車競技連盟のダルカン・カレタエフ会長は「イタリア自転車競技連盟が我々と協力することの意味は大きい。アスタナプロチームのメンバーには、イタリアからトッププロ自転車が数多く来ている。2014年ツール・ド・フランス王者のビンチェンツォ・ニーバリは、現イタリア・ロード王者でもある。2つの連盟の緊密な協力関係がカザフスタンの自転車レース発展に新たな刺激を与えることを願いたい」と期待を表している。
今後の活動内容については、まだ明らかにされていない。なお、アスタナは2014年のドーピング事件が原因でワールドツアーライセンス取り消しの可能性があり、その成り行きが注目されている。
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