西武の菊池雄星投手が、イースタン・リーグのロッテ戦で登板。1イニングのみの登板となったが、2つの三振を奪うなど3者凡退に抑えて復調ぶりをアピールした。
菊池はキャンプ中に左ヒジに炎症を起こして2軍で調整中だったが、この日の登板では150km超を連発。開幕投手とされていた岸孝之投手が、左脇腹痛で開幕登板を回避するなどローテーション事情は厳しいだけに、この日の菊池の好投は首脳陣にとって朗報となった。
菊池に対してファンは、「雄星はストレートでガンガン勝負してほしい」「躍動感のあるフォームが好きだから、小さくまとまらないでほしい」「今年こそは二桁勝利を頼む！」「岸がいないから、雄星に早く1軍に上がってもらわないと！」など、期待は大きい。
甲子園でスターとなり、鳴り物入りで西武に入団したものの、これまでのシーズンで二桁勝利はない。大器の片鱗を見せたシーズンもあったが、途中でケガをして離脱した。2015年もすでに多少出遅れているが、早期1軍への復帰とシーズンを通した活躍に期待したい。
《浜田哲男》
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