【MLB】サバシアの不調、ヤンキース開幕投手に田中将大待望論 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】サバシアの不調、ヤンキース開幕投手に田中将大待望論

スポーツ 選手
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大(2015年3月12日)
  • ニューヨーク・ヤンキースの田中将大(2015年3月12日)
  • ニューヨーク・ヤンキースの田中将大(2015年3月12日)
  • ニューヨーク・ヤンキースの田中将大(2015年3月12日)
ニューヨーク・ヤンキースのC.C.サバシアが3月22日、ニューヨーク・メッツとのオープン戦に登板。ケガからの完全復活を目指す左腕は、しかし2回途中5安打4失点で降板した。これにより開幕に向け田中将大投手待望論が高まっている。

メジャー2年目で早くも関係者やメディアの評価が高い田中。仕上がりに不安が残るサバシアとは対照的に、オープン戦2試合で5回2/3を投げ無失点。今や名門ヤンキースで先発1番手と目されるようになった。

田中本人は開幕投手に質問が集中すると「凄いことだけど、1年通して投げ続けるのが目標」と、2014年シーズン途中で離脱したことも踏まえ慎重に語った。

また現地メディアでは田中とともにマイケル・ピネダの名前も挙がっており、松ヤニによる不正投球で昨シーズン日本でも一気に名前が知れた26歳について「馬鹿げた過去と故障歴はあるが、ヤンキースでも1、2を争うスターターだ」と評価している。

メジャーでは度重なる故障により、まだ本来の力を発揮できていないとも言われるピネダ。昨シーズン離脱する前までの投球は圧巻で、ケガさえなければ田中との2枚看板が期待される。

日本のファンも、「安定してるからなあ。行けるかも知れませんね」「サバシアが炎上したからNYYの開幕投手は田中でほぼ決定かな」と期待する一方、「ヒジのケガでまだ1年通して投げられるか分からないのに、ローテーションの一番手で回すのはどうなの?」と健康面から慎重な見方もある。

ジョー・ジラルディ監督は「今後の調子を見ながら」としているが、他球団が続々と開幕投手を決定する中、決断を迫られる。

なおメッツとの試合では1回の守備でセンターのホセ・ピレラが打球を追いかけフェンスに衝突、倒れた際に後頭部を打ち交代していたが脳震とうと発表された。
《岩藤健》

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