3月15日に行われたチェルシーとの試合、サウサンプトンは1-1で引き分けた。この試合では吉田麻也でなく、トビー・アルデルバイレルトを起用したロナルド・クーマン監督。その決断は「難しいものだった」と語った。
「この数試合、麻也は素晴らしい仕事をしていたので、難しい決断だった。アルデルバイレルトは、ボールポゼッションで少しだけ楽にプレーできるので起用した。シーズン終了まで選手全員が肉体的にシャープである必要がある。1人の選手について話しているのではない。シーズンが終わるまで戦い抜き、全員がいい状態でいる必要がある」
序盤に先制点を与えながらも、すかさず追いつき引き分けにしたサウサンプトン。次節はバーンリーとの対戦が待っている。第29節でマンチェスター・シティから驚きの勝ち点3を奪った相手に、クーマン監督は「難しい試合になる」と予想した。
「彼らはシティに勝ったし、この時期は誰もが何らかの目的を持って戦う。しっかり準備しなければならない。チェルシー戦の引き分けは、選手たちの自信にもなるだろう。次の試合でも自分たちのクオリティを見せなければならない」
チャンピオンズリーグ出場圏内の4位までは、残り9試合で勝ち点6差。いよいよ引き分けも許されない終盤戦に入った。
《岩藤健》
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