吉田は本来のセンターバックではなく左サイドバックでの出場。前日会見では出場停止と負傷者の影響で選手がいない左サイドバックに、前節でも試合途中から急遽ポジション変更し決勝点をアシストした吉田の起用が有力だと、クーマン監督は示唆していた。
その信頼に応えたい吉田だが後半5分、相手FWカールトン・コールと接触し、目の下から出血する場面があった。一旦ピッチの外に出た吉田だったが、治療を終えるとプレーに復帰。後半45分にはコーナーキックからヘディングシュートも見せた。
試合は後半18分にウェストハムのGKアドリアンが、バックパスにプレスを掛けてきた相手に慌て、エリア外のボールを手で触ってしまう痛恨のミス。一発退場でサウサンプトンは数的有利な立場となったが、得点機は作り出すものの最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。
今季プレミアでチャンピオンズリーグ出場権を争い続けるサウサンプトン。ウェストハムとの引き分けに「サウサンプトン頑張ってるね。なんとかCL出場権獲得してほしい」「頑張っているね」「サウサンプトン勝ち点落としとる!3、4位争い熾烈を極めるな!激アツ!!」「サウサンプトン分けてなんだかんだユナイテッドは3位浮上」など、混迷を極めるトップ4争いからファンも目が離せないようだ。
この結果でマンチェスター・ユナイテッドがサウサンプトンを勝ち点1差で逆転し、3位浮上。サウサンプトンは4位に後退した。サウサンプトンから7位リバプールまで勝ち点差4の中に4チームがひしめく混戦。
最後までトップ4争いはもつれそうだ。
PHOTO Adrian shown the red card - West Ham down to ten men at St Mary's. Still 0-0 (83 mins) #SOUWHU pic.twitter.com/m1dDjwyyUT
Premier League (@premierleague) 2015, 2月 11