今季からアメリカのMLS(メジャーリーグサッカー)に新規参入したニューヨーク・シティFCの一員として、元スペイン代表のダビド・ビジャが出場し、アメリカ初ゴールを挙げた。
前節では元ブラジル代表カカを擁する、オーランド・シティと引き分けたニューヨーク。MLS初勝利目指すチームは前半19分、味方とのパス交換で抜け出したビジャがゴール前で落ち着いて流し込み、本拠地ヤンキースタジアムに集まった4万人を超える観客の前で先制する。
ビジャは後半39分にも左サイドから中央へボールを送り、パトリック・マリンズのゴールをお膳立てした。ニューヨークはビジャの1ゴール1アシストの活躍により、ニューイングランド・レヴォリューションを2-0で破った。
ビジャは試合後の会見で「今日のパフォーマンスに満足している。ファンにも感謝しているよ。今日のような寒い日に来場し、応援してくれてありがとう。僕らは新しいチームだから、まだ成長する」と語った。
スペイン代表歴代最多得点記録を持つビジャ。大きな期待をかけられ入団し、デビュー戦となった前節ではアシストも決めたが、チームはカカのゴールで追いつかれ引き分けに終わっていた。
チームを勝利に導く活躍が見せられたビジャ。次節コロラド・ラピッズ戦でも期待に応えられるか。
《岩藤健》
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