【プレミアリーグ】FA杯敗退でもファン・ハール監督はファルカオを擁護…「彼がチームの刺激になっているのは確か」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プレミアリーグ】FA杯敗退でもファン・ハール監督はファルカオを擁護…「彼がチームの刺激になっているのは確か」

スポーツ 短信
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督(2015年3月4日)
  • マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督(2015年3月4日)
  • ラダメル・ファルカオ(2015年2月28日)
  • ラダメル・ファルカオ(2015年1月17日)
マンチェスター・ユナイテッドはアーセナルとのFA杯準々決勝で敗れ、ルイス・ファン・ハール監督就任1年目でのタイトル獲得は難しい状況となった。

現地メディアをにぎわせているのは、この試合で決勝点を決めたのが2014年までユナイテッドに所属した、ダニー・ウェルベックだという点だ。ウェルベックはファン・ハール体制で「余剰戦力」と見なされ放出された。代わってモナコから600万ポンド(約10億円)のローン費用でラダメル・ファルカオを獲得したが、巨額のコストに見合う活躍ができているとは言えない。

試合詳細は【プレミアリーグ】連覇を目指すアーセナルがFA杯準決勝進出に掲載

ファン・ハール監督は会見で「今回のようなことは過去にも経験がある」と主張した。「以前所属したチームとの対戦に使われれば、選手のモチベーションは上がる。だが失点はミスから生まれたものだ」

ファン・ハール監督にとって何よりも認めたくないのは、ウェルベック放出の判断は間違っていたということだ。ファルカオの獲得は正しかった、彼は必要な戦力だと繰り返し主張する。

「彼は今季4ゴールを決めているし、アシストも3か4か決めている。彼がチームの刺激になっているのは確かだ。いろいろと書くのは簡単なことだろう。そして批判をする君らの嬉しそうな顔も見て取れる」

だが今シーズンの成績次第で判断されるファルカオの完全移籍、買取オプションの行使は事実上消滅したとも言われており、ファン・ハール監督の強弁も虚しく空回りする。

《岩藤健》

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