2008年北京五輪の個人タイムトライアル（TT）で銀メダルを獲得したスウェーデンのグスタフ・ラーションが、3月14日にアワーレコードに挑戦することが発表された。
アワーレコード挑戦者は今年4人目で、2月にオーストラリアのローハン・デニス（BMCレーシング）が52.491kmの世界記録を樹立している。
34歳のラーションは、ファッサ・ボルトロ、サクソバンク、バカンソレイユ、IAMサイクリングなどで活躍し、2015年はデンマークのカルトエナジーに所属。スウェーデンTT選手権では何度も優勝しており、2010年にはジロ・デ・イタリアの個人TTも制した。
ラーションは、アワーレコード挑戦が故障から復活するための原動力だったと語っている。
「スウェーデンのアワーレコードを破る自信はあるけど、僕が狙うのは世界記録だ。可能性はあると思う。簡単じゃないけど、挑戦の準備はできていると思うんだ！」
「去年、腰の骨折の治療をしているとき、アワーレコードに挑戦したいという気持ちになった。バイクに戻るための目標のひとつだったし、リハビリと冬のトレーニングの間も楽しみにしていたんだ」
ラーションのアワーレコード挑戦は、イギリス・マンチェスターの国立サイクリングセンターで、トラックレースのレボリューションシリーズ最終戦の一環として行われる。
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