フランスの2015年パリ~ニース。3月10日の第2ステージを制したドイツ・ロード王者のアンドレ・グライペル(ロット・スーダル)はチームメイトのトレインを信じ、お手本通りのステージ優勝を挙げた。
グライペルはレースを振り返る。
「少し向かい風のスプリントだった。アルノー(デマール)がすごいスピードで来たけど、リードを守ることができた。最高の自転車レースだったね。この勝利を母に捧げたい。彼女は今、困難な状況にいるんだ。あきらめないで!」
「パリ~ニースで初めて勝ったのが重要だ。集団内にはベストスプリンターが何人かそろっている大きなレースだからね。昨日は、スプリントに参加できなかった。今日はいい結果を出したかった。チームワークだね。それで勝つこともあるし、負けることもあるんだ。今日は結果を出せてうれしかったよ」
「終盤はちょっと混乱していた。マルティン、トーマス、ボームが飛び出したときは何が起こっているかわからなかった。彼ら3人は優秀なタイムトライアリストだけど、運よく僕たちは冷静さを失わず、捕まえられたんだ」
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