フランスの2015年パリ~ニース、3月8日のプロローグでアワーレコード世界記録保持者のローハン・デニス(BMCレーシング)は僅差の2位に甘んじた。
160選手中55番目にスタートしたデニスは、7分40秒とそれまでのトップタイムを大幅に更新。しかし、最後から16番目に出走したミカル・クビアトコウスキー(エティックス・クイックステップ)がわずか0.31秒上回り、惜しくも2位に終わった。
2月8日に52.491kmのアワーレコード新記録を樹立して以来、久々のメジャーレース参戦となるデニス。1月のツアー・ダウンアンダーでも総合優勝を挙げており、パリ~ニースではワールドツアーランキング首位キープもかかっている。だが、今後はチームメイトのティージェイ・バンガーデレンのアシストに回るとデニスは示唆している。
「残りの週の目標は、脚の調子を上げて、チームのためにできる限りいい結果を出すことだ。ティージェイはオマーンから好調だと思う。彼はこのレースをずいぶん前から狙っていたんだ」
そのバンガーデレンは、プロローグを14秒差の11位と好位置で終えており、「今日は成功だったと思う」と満足していた。
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