ドルトムントのユルゲン・クロップ監督は3月5日に開かれた会見で、3日のドレスデン戦で負傷交代したマルコ・ロイスの状態について語った。
ロイスは前半にドレスデンのDFエニス・エルドマンと接触。診断では打撲と診断され軽傷だが、痛みがあり7日のハンブルガーSV戦の出場は未定という。
「ロイスは打撲で濃いあざができている。もう少し様子を見る必要がある。ああいうケガをしたことがあるなら、本当に痛いということは分かるはずだ。意志の力だけで消せるものではない」
またロイスの負傷では、接触相手のエルドマンの発言が波紋を呼んでいる。
「彼のほうからぶつかってきたんだ。地域リーグでプレーしてたこともあるけど、そこだったら軽くなでるだけでプレー続行していたと思うよ。ブンデスリーガのビジネスでは違うらしいけどね」
この発言に対しクロップ監督は「コメントしたくない。プレーがすべてを物語っている」とした。度重なるケガで離脱が多いロイス。ようやくチームも波に乗りだしたところでエース不在は痛い。
《岩藤健》
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