ヘインはナショナルラグビーリーグで2度MVPを獲得するなど、ラグビー強豪国オーストラリアを代表するトップ選手だった。2014年10月にラグビーを引退し、NFL挑戦に向け準備をしてきた。
このニュースをラグビーファン、フットボールファン双方が注目しており、「ヘインは我が国が生んだ最高のラグビー選手の1人だ」「ラグビーのトップ選手がフットボール転身。今までありそうでなかった」「スーパーボウル制覇に大きく前進した」などの声が寄せられている。一方で、「ラグビーとNFLは大きく違う」「ラグビーとフットボールは別のスポーツだ」など、未経験から27歳での転身に不安を持つファンもいた。
ヘインはこれまでにシーホークスやライオンズとも話し合いの場を持ったが、2014年12月に訪問した49ersとの契約で合意した。またヘインは今回の契約でチームから10万ドル(約1200万円)の支払い保証があったことも明かした。
190センチ、100キロの体格とラグビーで鍛えた突進力を買われ、ヘインはランニングバックでの起用が濃厚と見られる。しかし、アメリカンフットボールの競技経験がなく基本的な動きを覚える必要あるため、当面は負担の少ない役割で実戦経験を積むことになりそうだ。
ヘインはラグビーからフットボールへの転身について「非常に大きなリスクが伴うのは承知している。新たな世界への飛躍だ」と語った。
It's official, @NRL star @jarrydhayne_1 is now a member of the #49ers.Details: http://t.co/0oCKugSJr0 pic.twitter.com/jIRfCgAPTP
San Francisco 49ers (@49ers) 2015, 3月 4