リーガ・エスパニョーラ第25節が3月1日に行われ、首位レアル・マドリードはホームでビジャレアルと対戦し、1-1で引き分けた。
前節で2位バルセロナが敗れ、勝ち点4差に広がった両チーム。レアルは難敵ビジャレアルに勝利し、優勝に向け足場を固めたいところだったが、あと一歩で決めきれない。
後半6分にクリスティアーノ・ロナウドがエリア内で倒されPKを獲得。自ら今季リーグ戦30得点目を決めてマドリードが先制したが、後半19分にビジャレアルのジェラール・モレーノに同点ゴールを決められ、以後は勝ち越し点が奪えなかった。
今季は他チームが粘り、2強に簡単に優勝させない展開が続く。ビジャレアルの健闘に「今季のリーガは2強に勇敢に立ち向かうチームが多い」「久しぶりに90分が短く感じる好ゲーム」「ビジャレアルには足向けて寝れない」など、ファンもリーガが面白くなってきたと感じている。
今節バルセロナが勝利したことで、両チームの勝ち点差は再び2まで縮まった。リーガ・エスパニョーラの優勝争いは、ますます混迷の度合いを深めている。
《岩藤健》
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