2015年UCIトラック世界選手権、4日目の2月21日の女子スプリントは、ドイツのクリスティーナ・フォーゲルが2連覇を達成した。
3周750mのレースで、2ヒート先取制の女子スプリント。決勝第1ヒートでフォーゲルはエリス・リヒトレー(オランダ)をわずか1000分の1秒差で破り、続く第2ヒートも制して再びアルカンシエルを獲得。ドイツに今大会3つ目の金メダルをもたらした。
3位決定戦は、ゾン・チャンシ(中国)がステファニー・モートン(オーストラリア)に2ヒート連勝し、銅メダルを手に入れた。
日本勢は予選第1ラウンドで敗退し、前田佳代乃が28位、石井貴子が30位だった。
フォーゲルは、金メダル獲得の道のりは楽でなかったと振り返った。
「予選からゾン・チャンシとの準決勝まで厳しいトーナメントでした。去年のカリ大会決勝と同じく、(ゾン・チャンシとの対戦は)3ヒート目が必要でした」
「リヒトレーとの決勝でも、彼女は私より少ないヒート数で勝ち上がっていたので、よりフレッシュでした。今日は脚ではなく頭で勝ったと思います。最後の数ヒートはタフでした。勝つとは思ってなかった選手が何人か勝ちました。すごいトーナメントで、タフなトーナメントでしたね」
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