フランスの2015年エトワール・ド・ベセージュ、2月5日の第2ステージはニーム~レ・フュマード間の157.1km。寒波とゴール前の集団落車で荒れたレースとなる中、ロイ・ヤンス(ワンティ・グループホーベルト)がスプリント勝利を挙げた。
この日は嵐のような冷たい向かい風のせいで、なかなかアタックが決まらず、平均速度も30km/hを下回るほどのスローペースとなった。危険を避けるため、レースは3度に渡って中断された。
レース再開後、ティム・ケルクコフ(ロームポット)が単独アタックし、5分のリードを築く。しかしケルクコフも強風には勝てずに吸収され、最後はスプリントで決着する。
ゴール前で集団落車が発生する中、チームメイトのマルコ・マルカートの背後からヤンスが完璧な飛び出しを見せ、チームに今季初勝利をもたらした。2位はアレクサンドル・ブラン(マルセイユ13KTM)、3位はボブ・ユンゲルス(トレックファクトリーレーシング)。
24歳のベルギー人、ヤンスは「コフィディスの選手が3番手で落車し、さらに多くの選手がクラッシュした音が聞こえた。僕たちは避けることができた。マルコに向かって、最終コーナーの後でスプリントを始めると叫んだ。彼は完璧な仕事をしてくれた。コーナーの立ち上がりで、僕はただ彼の後輪から飛び出せばよかったんだ」とチームメイトに感謝していた。
総合首位はクリス・ボエックマン(ロット・スーダル)が守っている。
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