この日はスプリンター向きのコースだが、雨、風、寒さと過酷なコンディションの中での戦いとなった。
ペルッキは後半の3級山岳もトラブルなく集団内で越え、チームメイトに守られながらロット・スーダルのトレインの後方に位置取り、スプリントで再び勝利を獲得。ドイツ王者アンドレ・グライペル(ロット・スーダル)を2位、ベン・スウィフト(チームスカイ)を3位に抑えた。
ペルッキはチームメイトに感謝し、満足そうにレースを振り返った。
「冬の間の厳しいトレーニングがうまくいったようだ。3級山岳でも楽だった。実際、上りよりも風と寒さの方が苦しかったね。一時は暖かいクルマの中に入ろうかという誘惑にかられたよ。でも、みんな同じ条件だと気づいた。とにかく僕は勝ちたかったんだ」
「ラスト数kmはチームメイトがアシストしてくれて、最終コーナーの直後に(アレクセイ)サラモンティンが完璧なポジションに僕を連れて行ってくれた。そのとき、僕はグライペルの後輪をとらえた。彼はまだトレインが全員残っていたからね。僕は優勝争いできると確信したんだ」
投稿 by Team IAM Cycling.