チェコ・タボールでの2015年UCIシクロクロス世界選手権、2月1日のU23男子はミカエル・バントウレンハウトがシクロクロス大国ベルギーに今大会唯一の金メダルをもたらした。
エリート男子に出場したマチュー・ファンデルポール(オランダ)、ワウト・バンアート(ベルギー)が不在の中、このカテゴリーで今季ワールドカップ総合優勝を獲得したバントウレンハウトがレースを支配。レース中盤の下り区間でライバルたちを引き離すと、滑りやすいコースでミスなく独走を続ける。
同じベルギーのローレンス・スウェークがこれを追いかけるが、落車により後退。その後は、スタン・ホードリー(オランダ)、クレメン・ベンチュリニ(フランス)と2番手争いを展開する。しかし、ここからベンチュリニが後退し、ホードリーもクラッシュで遅れをとる。
この間にバントウレンハウトが独走優勝を飾り、スウェークが2位とベルギーが1-2フィニッシュを達成。3位にはホードリーが入った。
なお、14年前にはバントウレンハウトのいとこのスベン・バントウレンハウトがこのカテゴリーの優勝を飾っている。
日本勢は前田公平が5分48秒遅れの40位、横山航太が1周遅れの48位だった。
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