【全豪オープン15】セリーナが5年ぶり6度目の優勝、グランドスラム19勝目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【全豪オープン15】セリーナが5年ぶり6度目の優勝、グランドスラム19勝目

スポーツ 短信
【全豪オープン15】セリーナが5年ぶり6度目の優勝(c)Getty Images
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テニスの全豪オープン女子シングルスは31日に決勝戦を迎え、セリーナ・ウィリアムズがマリア・シャラポワを6-3、7-6のストレートで破り5年ぶり6度目の優勝を果たした。

大会期間中セリーナは体調不良に悩まされ続けてきた。この試合でも第1セット途中に雨が降りコート整備のため中断、再開しようとしたが今度はセリーナの咳が止まらず、1度コートに姿を現した後、再び奥へ戻ってしまう。

再開後もセリーナは時おり苦しそうな顔を見せ、サーブでミスを連発する場面もあった。それでも女王の意地を見せるセリーナ。要所でエースを取りシャラポワに流れは渡さない。

試合は体調に不安あるセリーナが短期決戦を狙い、尻上がりに調子を上げるシャラポワがラリーに持ち込もうとする展開となった。

天敵セリーナ相手にシャラポワも懸命に食らいつく。第2セットをタイブレークに持ち込み、先にミニブレーク成功。だが、すかさずセリーナも返す。女王対決に相応しい白熱の試合は、セリーナのサーブ力で決着した。

チャンピオンシップポイントを握ったセリーナがワイドにサーブを決め、シャラポワが触れられなかった瞬間、会場もセリーナも彼女の優勝を確信し歓声が起こる。だがチェアアンパイアのコールはネット。

そんな、という顔を一瞬見せたセリーナだが、すぐに気持ちを切り替え1本目と同じコースに完璧なサーブを打ち直し、今度こそ優勝を決めた。

33歳での優勝は大会最年長記録。衰え知らずの女王に「セリーナは偉大な女王。マリアも素晴らしかった」「グランドスラム19勝は信じられない」「ライバルと呼べる存在がいない」「あのサーブは反則だろ」「パワーがすごいのはもちろんだけど、1球ごとに回転を変えて打ち分ける技術」など、その強さに改めてファンも驚かされていた。

《岩藤健》

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