セリエAではリーグ4連覇を狙い、チャンピオンズリーグでもベスト16に進出したユヴェントスだが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はコパ・イタリアを重要なカップ戦だと主張した。
「我々には準決勝進出の義務がある。ユヴェントスはコパ・イタリアで20年間優勝していない。リーグやチャンピオンズリーグと同じく、我々にとって優先すべき大会だ」
リーグ最下位のパルマとの対戦も、アッレグリ監督は気を緩めていない。
「簡単な試合だと思ってはいけない。困難な時期を過ごしているパルマは、カップ戦で番狂わせを起こしたいと思っているだろう」
長期戦のリーグでは1年間を通して戦えるチームの総合力が問われる。だが短期決戦のカップ戦は、そのときの調子や不運により思わぬ波乱が起きることも珍しくない。
久しぶりの戴冠に向け、油断せず確実に戦っていく姿勢を見せた。
《岩藤健》
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