マンチェスター・ユナイテッドで出場わずか3試合に終わった若者は、イタリアでヨーロッパ最注目選手に成長した。
ユヴェントスのMFポール・ポグバにはレアル・マドリード、チェルシー、マンチェスター・シティ、そして古巣ユナイテッドが今夏の移籍市場で注目している。彼らはポグバ獲得のためなら120億円以上を用意すると報じられている。
ポグバの去就に注目が集まる中、ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は14日、会見で次のように述べた。
「みんながポールに注目するのは当然だ。若くて強く、まだ成長が見込める。今の成績でも彼のポテンシャルからしたら、まだ向上の余地がある。私たちにとって重要なのは今を見ることだ。6月に何が起こるかは誰にも分からないのだから」
ポグバは今週、イギリス誌のインタビューで「ユナイテッドを悪く言うつもりはない。僕はあのクラブを愛しているからね」と発言し、オファーがあれば復帰するのかと注目された。
21歳の若者はユヴェントスで2度のリーグ制覇に貢献し、フランス代表でも確かな地位を築いた。望めばヨーロッパ中のビッグクラブから選べる立場となったポグバ。果たして来シーズンどこのユニフォームを着てピッチに立のだろうか。
《岩藤健》
page top