27日のイングランド・キャピタル・ワン・カップ準決勝、チェルシーに0-1で敗れ2戦合計1-2で敗退が決まったリバプールのロジャーズ監督は「良いプレーをしていたのは我々のほうだった」と語った。
「良いプレーをしていたのは我々だ。だが、どちらかが決勝に進出するわけで、相手はゴールキーパーのおかげで勝てたようなもの。パフォーマンス的には素晴らしかった」
リーグ首位のチェルシー相手に一歩も引けを取らない試合に、指揮官は手応えを感じたようだ。
「今日も非常に良いプレーが見られた。チャンスも作れていた。どちらも多くチャンスを作れたわけではないが、前半は何点か取れていても不思議ではなかった。ただ相手のキーパーが素晴らしいセーブを見せ、それで試合に勝ったということだ。
前半12分にチェルシーのジエゴ・コスタが、リバプールのエレム・カンを踏みつけたと言われる行為に関しては、静かな口調ながら怒りをにじませた。
「彼は優れたフットボールプレーヤーだが欠点もある。テレビの映像で彼の行為を検証してみれば、エレム・カンへの行為は酷いと分かる。接触を避けるのは難しくないと感じた。それなのに彼は足首を踏んだ。酷い結果になっていたかもしれない行為だ」
足の怪我はサッカー選手の人生を左右しかねない。指揮官はコスタの蛮行を静かに断罪した。
《岩藤健》
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