フランス期待の若手クライマー、ロマン・バルデ(AG2R)が2月1日のレース、GPラ・マルセイユで2015年シーズンを始動する。
24歳のバルデは、2014年ツール・ド・フランスで総合6位、ヤングライダー賞2位に食い込んだ注目選手。このオフは充実したトレーニングを重ね、今季初戦となるフランスのワンデーレースを心待ちにしている。
「シーズン開幕が待ち切れないよ。3カ月間ハードにトレーニングしてきたし、今はレースをしたいんだ。プロになって4年目だけど、毎年このレースが最初だった。フランスのシーズン開幕戦だし、僕たちは毎年いいレースをしている。チームが会うのも初めてだし、コースは長くない(140km)。約30人のスプリントで終わることが多いけど、レースは活発だ。このレースを楽しむよ。僕たちのチームはルーキーがアタックするだろう」
オフシーズンは、順調な調整ができたと語る。
「過去にやってきたことを続けた。1月の調子はいいんだ。病気もしなかったし、すべて大丈夫だ。最初の目標はパリ~ニース、それからカタルーニャ一周だ」
3月後半に開催されるスペインのステージレース、カタルーニャ一周でバルデは昨年総合4位の好成績を残している。そして、7月の最大のレースにももちろん目を向けている。
「つねにもっと欲しいと思っているんだ。量も質も2014年の裏付けをしたい。成長したいけど、僕の成長は去年ほどの見応えはないかもね。ステージレースで一歩前進したいし、クラッシックの順位も上げたい。カタルーニャ一周がひとつ目の重要な目標だ。リエージュ~バストーニュ~リエージュにも望みを抱いている… そしてもちろん、ツール・ド・フランスでベストを尽くしたいんだ」
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