【ツール・ド・フランス14】表彰台を視界にとらえたペロー「バルデが見事にアシストしてくれた」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス14】表彰台を視界にとらえたペロー「バルデが見事にアシストしてくれた」

スポーツ 短信
マイヨジョーヌのニーバリと並んでゴールしたペロー(左)
  • マイヨジョーヌのニーバリと並んでゴールしたペロー(左)
  • マイヨジョーヌのニーバリのアタックに反応したペロー(左)
ツール後半戦に入り、マイヨジョーヌのビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)にただひとり食らいつく走りを見せているのが総合4位につけるフランスのベテラン、ジャンクリストフ・ペロー(アージェードゥーゼル)だ。

第17ステージでも最後の上りでニーバリがアタックしたときに、ついていけたのはペローだけで、最後は同タイムでゴールしている。また下り区間では若きチームメイトのロマン・バルデがアタックしたことで、総合3位のティボー・ピノ(FDJ)を苦しめることに成功。最後にピノを振り切ったペローは、総合タイムでは8秒後方に詰め寄り、表彰台も視界にとらえた。

ツールの公式サイトに掲載されたペローのコメントは以下の通り。

「3週目は毎日がハードだ。今日は精神力が重要だった。脚の調子はよかったし、ロマンが前でリレーしてくれた。彼は見事にアシストしてくれたよ。今日は彼のおかげで、前に出られたんだ。自分のレベルにはすごく満足している。3週目にニーバリにしがみつくのに成功しているのは、大事なことだね」

また、第20ステージの得意の個人タイムトライアルでピノを逆転し、表彰台圏内に上がる可能性については「シャンゼリゼでわかるだろう。慌てて計画を立てるつもりはない。明日がバッドデイになるかもしれないし、今まで勝ち取ったものを失うかもしれない。でも、今はそこに向かって戦うつもりだ」と慎重さを見せながらも、闘志をのぞかせていた。
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