【全豪オープン15】ついに覚醒したナダル、旧友を倒しベスト8進出 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【全豪オープン15】ついに覚醒したナダル、旧友を倒しベスト8進出

スポーツ 短信
ラファエル・ナダル(2015年1月25日)(c) Getty Images
  • ラファエル・ナダル(2015年1月25日)(c) Getty Images
  • ラファエル・ナダル(2015年1月25日)(c) Getty Images
全豪オープン7日目は男子シングルスに第3シードのラファエル・ナダルが登場。第14シードのケビン・アンダーソンを7-5、6-1、6-4で降し2年連続でベスト8に進んだ。

昨シーズンは虫垂炎で途中から欠場。今シーズンは復活の年となるナダル。大会前は試合勘の欠如を不安視され、大会途中にも体調不良であわや敗退かという場面があるなど、苦しみながら地力で勝ち上がってきた。

第1セットは大型サーバーのアンダーソンが強烈なサーブでナダルを圧倒する。ナダルは粘ってタイブレークに持ち込むと、積極的な攻めを見せ苦戦の末に第1セットを奪う。

これでナダルの闘争本能に火がついたか、第2セットからは強いラファが帰ってきた。ベースラインの遥か後ろで構え、前後左右に走りながらボールを拾ういつものスタイル。チャンスと見れば一気に前へ出て強烈なショットを決める。

第2セットを圧倒的な力で奪うと、第3セットも粘るアンダーソンを振り切り、ゲームカウント6-4で奪いストレート勝ちした。

試合後には場内の大型ビジョンに少年時代のナダルとアンダーソンが映る。インタビュアーに水を向けられたナダルは「大事なのは16年前と同じように僕が笑っていることです。次の試合も今日のようなプレーがしたい」と答えた。

何度もガッツポーズを作り気分も盛り上がってきたナダルに「やはりラファは最高」「やっとスカッとする試合が見られた」「再び頂点に立ってくれ」「このまま決勝まで行こう」などの声が寄せられている。

《岩藤健》

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