20日のヨルダン戦を前に19日、日本代表のハビエル・アギーレ監督と、ゴールキーパーの川島永嗣選手が前日記者会見を行っている。その詳報をお伝えする。
会見の席でアギーレ監督は「引き分け狙いということはしない」と発言、勝ち点3を取りにいくと宣言。試合の結果は宣言通りになった。
対戦相手ヨルダン、試合が行われるメルボルンの印象について聞かれたアギーレ監督は、次のように答えていた。
「ここまでの2試合ヨルダンはとてもいい戦い方をしている。特にパレスチナ戦は、彼らのスピードやアジリティが出ていてよかったと思う。我々との試合も激しいものになるだろう。メルボルンは気温が高すぎることもなく、ピッチコンディションはいい。両チームともスペクタクルな試合を見せられたらいい」
続けて記者から引き分けでもグループ通過が決まるがと質問されたアギーレ監督。
「我々は勝ちにいく。引き分け狙いということはしない。余分な計算はせず、1試合ずつ戦い、ヨルダン戦も相手に敬意を持って勝利目指し戦う」と全力で勝ちにいく姿勢を示した。
ヨルダン戦について聞かれた川島は「まだ予選通過が決まってないし、それはヨルダンも同じ条件。激しい試合になると思うが、予選突破を決めるために全力でやりたい」と意気込みを語った。
グループステージ突破を懸けたヨルダン戦は、アギーレ監督の言葉通り、日本が2-0で勝利した。
《岩藤健》
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