1月14日、中日の和田一浩外野手が佐賀県で行っている自主トレを公開。キャッチボールやティー打撃などのメニューを消化して汗をかいた。
2000本安打達成まで残り15安打と迫っており、「早い段階でクリアできれば」と本人も意識。昨季は90試合出場にとどまり、100試合出場以下は2001年の西武時代以来。85安打にとどまっただけに今季の復調が期待される。
これを受けて、「昨年は和田の離脱がなければAクラスは濃厚だった。大ベテランだけど、いまだに頼りになる」「巨人戦の打率は4割だった。離脱は本当に痛かった」「骨折さえなければ、2000安打は去年達成していたと思う。今年は達成してほしい!」など、昨季の離脱を悔やむファンの声。
年齢とともに衰えは否めないが、右方向への伸びる打球や、ここぞという時の一撃はいまだ健在。相手投手にとっても中軸に和田がいるだけで嫌なオーダーになる。遅咲きの苦労人も2000本安打までいよいよカウントダウン。中日がペナントレースを奪回するため、この男の活躍はまだまだ欠かせない。
《浜田哲男》
page top