【プロ野球】稲葉ジャンプのため「初球はほとんど見逃していた」…元日ハム稲葉氏告白 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プロ野球】稲葉ジャンプのため「初球はほとんど見逃していた」…元日ハム稲葉氏告白

スポーツ 短信
2013年WBC時の稲葉篤紀選手
  • 2013年WBC時の稲葉篤紀選手
  • 2008年北京オリンピック
昨季で現役生活にピリオドをうった元日本ハムの稲葉篤紀氏が、楽天捕手の嶋やオリックス捕手の伊藤らとともにTBS系「ジョブチューンSP」に出演。稲葉ジャンプにまつわる意外なエピソードを告白した。

稲葉ジャンプといえば、スコアリングポジションにランナーをおいて稲葉が打席に入る際、球場のファンが一斉に飛び跳ねる応援で、試合の中で最も球場全体のボルテージが上がる瞬間だった。中継のカメラも縦に大きく揺れた。

ただ、初球を打ってしまうと、稲葉ジャンプがせっかく盛り上がっているのに途中で終わってしまう…。そこで、稲葉は「初球が甘いコースの球でも見逃していた」と告白した。

これに対してファンは、「稲葉のことがますます好きになった。やっぱりファンに愛される選手には理由がある」「そうだったのか…。一球目の甘い球を見逃さなかったら、稲葉はもっと率が高かったのかもしれないな」「ファンを大事にする稲葉の人間性がよく表れている行動だと思う」「元日本ハムの梨田監督も、ファンと一緒になってベンチの中で軽くジャンプしてたって話も聞いたことある。それだけ球場全体が盛り上がるっていう証拠」などコメント。

今後、日本の野球界では伝説として語り継がれるだろう稲葉ジャンプ。その盛り上がりの裏には、ファンを大事にする野球人稲葉の思いやりが隠されていた。
《浜田哲男》

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