【プロ野球】ヤクルト、相川の人的補償で巨人から奥村を獲得「やってやろうという気持ち」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プロ野球】ヤクルト、相川の人的補償で巨人から奥村を獲得「やってやろうという気持ち」

スポーツ 選手
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ヤクルトは9日、フリーエージェント権を行使し巨人に移籍した相川亮二捕手の人的補償として、奥村展征内野手を正式に獲得・支配下登録した。背番号は56。


奥村は日大山形高校から2014年ドラフトで4位指名された19歳。高校時代はU18ワールドカップ代表にも選ばれており、これから二遊間争いが期待される若手だった。

昨シーズン最下位に沈みながらチーム打率はリーグトップ。強力打線を誇るヤクルトだが、それ以上に失点を重ねることが多く、上位進出には投手陣の整備と弱点とされる外野の補強が必要と言われてきた。

予想外の補強にファンも「即戦力の投手いくと思ってたからリアクション難しい」「人的補償が奥村くんとは思いませんでした」「投手はガッチガチに縛られてたんだろうな」と、裏を掻かれた驚きを口にする。

「長い目で見るならヤクルト大勝利なFAなんじゃない?」「なかなかいい選択だと思う」など、即戦力の中堅選手ではなく将来に期待が持てる素材を獲得したこと評価するファンもいた。

奥村の父は社会人野球プリンスホテルで、元ヤクルトの宮本慎也氏とともにプレーするなど、スワローズとは縁がある。新天地で大きな飛躍が期待される。

奥村は球団を通じ「全く考えていなかったので、最初は驚きもありましたが、やってやろうという気持ちになりました。新天地で新人の気持ちで新たに頑張っていきたいと思います」とコメントを発表した。
《岩藤健》

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