白熱の高校サッカー選手権。大会は後半戦に突入している。プロ内定者を複数擁して挑んだ優勝候補筆頭、東福岡高校が敗れ去るなど、各校のレベルの高さを伺わせる。
その東福岡高校と開幕戦で対戦し、善戦しながらも敗れ去ったのが都立の雄、三鷹高校だ。中高一貫校へのシフトのなかで、「三鷹高校」としては最後の選手権となった。
激戦の東京大会を勝ち抜き、全国大会に挑む直前の三鷹高校サッカー部を追った。
東福岡高校との激戦後、休む間もなく受験生となり、学業に励んでいるであろう三鷹高校サッカー部の3年生たちだ。
全国大会に挑む直前の心構えをここに振り返る。
***
三鷹高校サッカー部佐々木監督は、普段通り、気張らぬ雰囲気を醸した。
連載第5回【泰然の指揮官】
主将の巽選手。チームを率いてきたキャプテンシーはそのままに、慎重に言葉を選んだ。
連載第4回【主将の覚悟】
GK武田選手は、東福岡高校戦でスーパーセーブを連発した。
連載第3回【静かな闘志】
超高校級の攻撃力を誇った東福岡高校を2点に封じ込める。フィールドを駆け巡った田嶋選手。
連載第2回【健全な反骨心】
三鷹高校サッカー部は、なぜ文武両道を高いレベルで実現できたのか。練習を取材するとその要因の一旦が見えた。
連載第1回【凡庸の流儀】
《編集部》
page top