2014-15UCIシクロクロスワールドカップ第4戦ベルギー・ナミュール大会が12月21日に開催され、女子エリートはチェコ女王カテリーナ・ナッシュが世界女王マリアンヌ・フォス(オランダ)との一騎打ちを制して優勝した。
強豪選手がそろった女子エリートのレースは、5周で争われた。
スタート直後から今季シクロクロス初参戦のフォスがアタックし、単独トップに立つ。1周目終了時には2番手ナッシュに13秒差をつけ、3番手以下の選手は早くも優勝争いから脱落した。追いかけるナッシュは2周目に転倒し、コースサイドのネットに突っ込む。これで差は22秒と開いた。
しかし、ここからナッシュは息を吹き返し、勢いを失ったフォスに3周目に追いつき、先頭に立つ。さらに泥セクションでナッシュが加速すると、フォスはバランスを失ってネットに突っ込み、後れをとる。
ナッシュは最後まで疲れを見せずにゴールに到達し、ワールドカップ自身通算3勝目を挙げた。2位はフォス、3位にはキャサリン・コンプトン(アメリカ)が入った。
ポイントランキングではサンヌ・カント(ベルギー)がコンプトンに1ポイント差で首位を守っている。
《》
page top