12月19日、ソフトバンクの本多雄一内野手が契約更改交渉に臨み、現状維持の1億8000万円（推定）でサインした。
今季は8月に左手薬指を骨折して戦線を離脱。94試合の出場にとどまり、打率291、23盗塁の記録に終わった。本多も「一年間、フルに出たい気持ちがあった」と不完全燃焼となった今季の内容に悔しさをにじませた。
これに対して、「打率を上げ始めた頃の骨折だったからツキもなかった。来季こそはシーズン通して活躍してほしい」「明石もいいけど、安定感と実績は断然本多が上」「再び盗塁王を獲ってくれ！」「まだまだ本多の足は魅力！」「明石も伸びてるから、本多が開幕スタメンかどうかはわからない。頑張ってくれ！」など、ファンは本多の再起に期待。
今季はセカンドで明石の台頭もあり、本多も相当な危機感を抱いているはずだ。自分が戦線離脱してグラウンドに居なくとも、日本一まで上り詰めたチームに喜びを感じつつも悔しさも感じた。「来季こそはセカンドでシーズンを通して活躍したい」と語った本多。来季はソフトバンクの内野手争いもヒートアップしそうだ。
《浜田哲男》
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