【Jリーグ】C大阪フォルランが母国テレビでクラブ批判「必要とされる場所でプレーしたい」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【Jリーグ】C大阪フォルランが母国テレビでクラブ批判「必要とされる場所でプレーしたい」

スポーツ 選手
ディエゴ・フォルラン 参考画像(2014年4月16日)(c)Getty Images
  • ディエゴ・フォルラン 参考画像(2014年4月16日)(c)Getty Images
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第33節のアントラーズ戦に破れ、来季のJ2降格が決まったセレッソ大阪に、また頭の痛い問題が起こった。



ディエゴ・フォルラン 参考画像

ディエゴ・フォルランが3日に母国ウルグアイのテレビ局が行ったインタビューに答え、自身がクラブで孤立していたことや、降格が決まっても笑っている選手がいた、勝利へのプレッシャーがないなどクラブ批判を展開したのだ。

フォルランはウルグアイ代表のFWとして2010年ワールドカップ得点王を獲得。今季はJ史上最高額となる年俸6億円でセレッソと契約。鳴り物入りで入団したが負傷も重なり26試合で7得点。チーム得点王ではあるが期待された働きからは遠かった。

ポポヴィッチ監督が解任されてからは出場機会も減っていた。11月22日の仙台戦、11月29日の鹿島戦と、降格がかかった大事な試合でコンディション万全ながらメンバーを外され、事実上の戦力外とされたことにも不満を感じたようだ。


ディエゴ・フォルラン 参考画像

今回のインタビューはフォルランがクラブに無断で受けたものであり、セレッソ関係者は事実関係の把握と対応に追われている。一方的に自身の不満を吐き出したフォルランには今後、何かしらの処分が下される可能性もある。

大物選手との関係悪化に、「フォルランがここまで言うってよっぽどの事だよ」「あのフォルランですらこうなるか。 やっぱり相性ってあるな」「いろんなズレだったりセレッソの未熟さがでて厳しい1年だったけど、ディエゴ・フォルランが希望と夢を持って日本に来たことは本当だと信じている」など、ファンの間でも戸惑いが広がっている。

大物選手のケアといった面で、古くからJに参加していたクラブに比べ経験不足だった可能性は否めない。2ヶ月間誰とも話さなかったと孤独を訴えるフォルランだが、新井場が話しかける姿が目撃されるなど、必ずしもすべてが真実とは言えない。しかしクラブと良好な関係が築けていれば、このような無断インタビューを受けることもなかったのではないか。

契約は来夏までのオプションが残っており、権利行使の選択権はフォルランにある。だがJ2降格でクラブ収入が減るセレッソに追加で3億円を払う資金力はないものと見られ、フォルランもインタビュー中「必要とされる場所でプレーしたい」と発言しており、南米を中心に移籍先探しが本格化しそうだ。
《岩藤健》

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