巨人の村田修一内野手が12月3日、球団事務所で契約更改交渉を行い、今季から現状維持の3億円でサインした。村田は来季が3年契約の2年目。
今季も三塁手として143試合に出場した村田。シーズン中には通算300号本塁打も打った。しかし打率.256、21本塁打、68打点と打撃成績はすべての面で昨年を下回り、本人もファンも納得のいく数字ではなかった。
現状維持での契約には、「あれで3億ももらってんのか…こりゃ読売行きたくなるわな」「来年頑張らないと大幅ダウン必至だな」「費用対効果悪いよね？」など厳しい声が飛ぶ。
またチームは今季DeNAに所属したグリエル選手の獲得に興味を示している。グリエルの守備位置は二塁か三塁。二塁には片岡、井端、三塁には村田とFAで獲得した選手いるが、クライマックスシリーズでライバル阪神に屈辱の4連敗喫した巨人が、逆襲に向けなり振り構わぬ補強に出る可能性は充分ある。
グリエル加入となれば激化する内野のレギュラー争いに、「グリエルが入団したら片岡＆村田は干されるんでしょうね」「サードに村田、セカンドには井端、藤村、寺内、片岡。これにグリエルってどうすんねん」と、ファンも人余りの状態を懸念する。
村田にとって2015年は勝負の年になりそうだ。
《岩藤健》
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