招待選手としてロンドン五輪の男子マラソン金メダリスト、スティーブン・キプロティチ(ウガンダ)、女子マラソン金メダリストのティキ・ゲラナ(エチオピア)の出場を発表した。
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ティキ・ゲラナ(エチオピア)(2012年8月5日(c)Getty Images)
東京マラソン2015は、2015年2月22日開催予定。マラソンは一般受付が定員2万8400人のところ、11月14日までに30万4825人の申し込みがあった。エリート、準エリート、先攻受付、チャリティランナーなどの申し込み状況も軒並み順調もしくは定員をオーバーしており、準備は堅調に進んでいる。2月19日~22日にかけては、東京マラソンEXPO2015と題したイベントも開催。11月14日時点で114社の出展社を見込んでいる。
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スティーブン・キプロティチ(ウガンダ)(2012年8月12日(c)Getty Images)
東京マラソンファミリーラン、東京マラソンフレンドシップランなど、本大会以外にも走ることを楽しめるイベントを用意する。
東京マラソン2015の規模が伺えるのがサポート人員、給水、給食の量だ。東京陸上競技協会審判員などが1400人、ボランティアが1万人、給水、スポーツドリンク関係は検討中とされているが、バナナは約9万本、チョコレートは約4万個、トマトが約7万2000個用意される予定。
中継はフジテレビが全国ネットで9時から、ニッポン放送が9時からの放送をそれぞれ予定している。
また、東京マラソン2016(10回大会)の新しい取り組みも報告がなされた。
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理事会が開催された(2014年11月26日)
10回目となることもあり、東京マラソン2016プロジェクト全体会議を設置し、責任者に東京マラソン財団理事長の櫻井孝次氏が就いている。
2016では、準エリート分野の参加者拡充案のほか、国際車いすレースの実施が検討されている。車いすレースについては2015年大会も開催が予定されているが、2016では国際パラリンピック委員会の公認取得、ならびに国際公認レースとしての実施を目指している。