【ボクシング】和毅が判定勝利、WBO世界バンタム級王座統一戦制す「完勝かと思った」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ボクシング】和毅が判定勝利、WBO世界バンタム級王座統一戦制す「完勝かと思った」

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ボクシングのWBO世界バンタム級王座統一戦が行われ、正規王者の亀田和毅は、暫定王者のアレハンドロ・エルナンデスとシカゴで戦い、判定2-1のスプリットディシジョンで勝利した。

前回ラスベガスでのKO防衛が目に留まり、大物代理人アル・ヘイモンとの契約がまとまった和毅。アメリカ2戦目となる試合は暫定王者との統一戦。序盤から効果的にポイントを重ね有利に試合を進めたが、途中で左まぶたを切るアクシデントも起きた。

判定では2人が2点差で和毅を支持、1人が2点差でエルナンデスを支持した。

勝利に徹した和毅のファイトスタイルには、打ち合いを評価するアメリカのファンからブーイングが飛ぶ場面も見られた。前回のようなKO勝ちを期待される中での試合だっただけに、本人もある程度予測はしていただろう。

この結果にネットでは、

「全米生中継での勝利なんて凄い!」
「それなりに骨のある相手を選んでる感はあるかな」
「日本から締め出されたボクサーほど世界に近づくとは」
「亀田和毅が完勝してると思ったらまさかのスプリットディシジョン」
「もしこのままWBOで戦い続けても評価は上がらないな!強い相手が全くいない状況!」

暫定王者との一戦を制したことにより、亀田は来春にもWBAバンタム級王者のマクドネルと、2本のベルトを懸けた統一戦に踏み切るものと見られている。既に代理人へは要求を出しているという和毅。

WBCバンタム級王者の山中慎介も、IBF王者との統一戦を模索していると見られ、決まれば来年はバンタム級で日本人が2人王座統一戦を戦う可能性が出てきた。
《岩藤健》

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