【ツアー・オブ・ハイナン14】第8ステージ、新鋭ボニファジオが今大会3勝目で総合2位浮上 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツアー・オブ・ハイナン14】第8ステージ、新鋭ボニファジオが今大会3勝目で総合2位浮上

スポーツ 短信
中国のツアー・オブ・ハイナン(UCIアジアツアー2.HC)、10月27日の第8ステージは五指山~ダン州間の154.1kmでスタート直後に1級山岳がそびえるものの、その後はほぼ平坦なコースが続く。

スタート直後、中間スプリントのボーナスタイムを狙ってニッコロ・ボニファジオ(ランプレ・メリダ)がチームメイトのマヌエーレ・モーリとともにアタック。リーダージャージのジュリアン・アントマルキ擁するラ・ポム・マルセイユも2人の選手をこの逃げに送り込むが、22km地点の第1中間スプリントはボニファジオが先頭通過した。

その後、ボニファジオらは集団に戻り、新たに4選手がアタック。106km地点で最大3分50秒のタイム差を築く。しかし、ラ・ポム・マルセイユとランプレ・メリダが集団をまとめ上げ、最後は集団スプリントで決着。ボニファジオが今大会3勝目を挙げた。ランプレ・メリダは今大会4勝目。2位にはジョナサン・キャントウェル(ドラパック)、3位にはアンドレア・パリーニ(ランプレ・メリダ)が入った。

ボニファジオはこの日だけでボーナスタイム13秒を稼ぎ、総合2位に浮上したが、残り1ステージを残しアントマルキが22秒差で総合首位の座を守っている。

10月29日に21歳になるイタリアの新鋭ボニファジオは「今日はうまくいった。このステージはあまり難しくないと思っていたけど、最初に上りがあって、雨もアタックもあり、厳しいレースになったね。残り15kmまで逃げ集団は粘って、CCCポルサットの選手がカウンターアタックしたけど、チームメイトのマッテーオ・ボーノとシュ・ガンが彼を捕まえてくれた。マヌエーレ・モーリが最後に少し仕事をして、ロベルト・フェラーリがアンドレア・パリーニと僕たちをゴール手前150mまで運んでくれた。長いストレートのフィニッシュでよかったね。僕の脚の調子は最高じゃなかったから、それが助けになったよ」と振り返っていた。

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