中国海南島でのステージレース、ツアー・オブ・ハイナン(UCIアジアツアー2.HC)が10月20~28日の9日間で開催されている。第1ステージは、澄邁~澄邁の86.6kmと短い距離で争われた。
ジャパンカップと並ぶアジアツアーで最高格式のHC(超級カテゴリー)のこのレースは、ヨーロッパからも多くのチームが参戦。第1ステージは6人の逃げが飛び出すが、1分以上のリードを築くことができずに吸収される。
その後も、ジュリアン・エルファレス(ラ・ポム・マルセイユ)、アドリアン・クレク(CCCポルサット)などが単独アタックを試みるが、最後は集団スプリントで決着。モレノ・ホフランド(ベルキン)が優勝、アンドレア・パリーニ(ランプレ・メリダ)が2位、オンドレイ・リビン(デュクラ・プラハ)が3位に入った。
昨年の第1ステージでも優勝しているホフランドは、大会のリリースを通じ、「去年との最大の違いは、集団内でみんながずっと僕を見ていることだ。去年の僕は注目されていなかったし、逃げ集団から勝つことができた。でも、今回は僕を行かせてくれなかった。今日勝つのはより難しかったよ。もちろん、今年はアスタナやランプレ・メリダがいるから、レベルは高い。CCCポルサットの選手を吸収するのにも時間はかかった。(残り8kmで)彼が飛び出したので、僕たちはラスト5kmを全開で走らざるをえなかったんだ」と簡単な勝利ではなかったと振り返った。
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